
対人支援職の皆さんへ
LMTスクールが考える「対人支援職」とは、医療職や心理職にとどまりません。
部下を持つ管理職、経営者、学校の先生や研修講師の皆さんなども、他者に影響を与え、支援をしていくという意味では対人支援職と言えます。
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カウンセリングの父と呼ばれるカール・ロジャーズは、一貫して「どうすれば私はサポーティブ(援助的)でありえるか」という問いに答えようとしてきました。これは、「セラピスト(支援者)がどう動けばクライエント(来談者・相談者)が変わるか」ではなく、「クライエントが変わるための促進的な関係をどのようにすれば築くことができるのか」という問いでもあります。
カウンセリングの父と呼ばれるカール・ロジャーズは、一貫して「どうすれば私はサポーティブ(援助的)でありえるか」という問いに答えようとしてきました。これは、「セラピスト(支援者)がどう動けばクライエント(来談者・相談者)が変わるか」ではなく、「クライエントが変わるための促進的な関係をどのようにすれば築くことができるのか」という問いでもあります。
アメリカの臨床心理学会の数年前の発表によると、現在500~600種類ぐらいの心理療法がありますが、●●療法、○○メソッドだから効果があったというわけではなく、そのメソッドを「誰が、どのような人が」「どのように使ったか」ということが効果の有無、良否、成果を決定しているということでした。つまり、人を支援する上で最も大事なことは、サポートする人間のあり方、支援者の醸し出している心地よい空気感、その人の人間性、生き方などのBeingが最も大事であるということでしょう。
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ロジャーズは、支援者と相談者の間に支援関係を築き、相談者に建設的なパーソナリティの変化を促すための支援者のあり方・基本的態度として「中核三条件」と呼ばれる3つのことを強調しています。
中核三条件は「自己一致」「無条件の肯定的関心」「共感的理解」から成り立っています。
三条件の中でも「自己一致」は支援者のあり方として最も重要です。
自己一致とは、支援者が自分の内面的な感情や体験と、外面的な行動や言葉を一致させるあり方・態度のことです。
支援者が、ありのままの自分が感じている本音・本心からの言動を表現するのではなく、役割として建前で振る舞うことは、相談者には「ありのままの自分でいてはいけないのだ」というメッセージとして伝わります。
支援者が、自分のままでいることに誠実であるとき、相談者が安心して自分の感情を感じたり自己開示したりできる安全な環境が作られます。安全な環境は相談者の自己成長を促進します。
そしてさらに、支援者が自己一致していることで、支援者自身もリラックスした自然体のままで相談者に関わることができ、ありのままの自分で人とつながり、社会の中で自分らしく活躍できるようになっていきます。
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LMTスクールは対人支援職の皆さんの「自己成長」のための学びの場です。
LMTの豊富なプログラムにしたがって学ぶことで自己受容・自己理解し、自分のままでいることに誠実な生き方ができるようになっていきます。
つまり、LMTが考える「自己成長」とは「自己一致」した状態です。
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支援者の中に「支援者たるもの〇〇であるべき」というビリーフがあったり、理想の自分・ありたい自分と現在の自分を引き算して自己卑下・自己否定していたり、人からこう見られたい、人から承認されたいという想いが強すぎたりすると、人や世界に対して防衛的になっていきます。そして、役割としての厚い鎧を身にまとって、緊張しながら、自己不一致のまま相談者に関わるようになっていきます。
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リンゴを食べたことがない人は、リンゴについて人に説明できません。
自転車に乗ったことがない人は、自転車の乗り方を人に教えられません。
一般的に、支援者には共感的であることが求められますが、人に共感しようとか人の気持ちが分かるようになろうとするよりも、自分の気持ちや感情を自分で分かってあげることの方が大切です。なぜなら、自分が味わったことのない感情や感覚を他者の中に見出し、受容・共感することはできないからです。
私たちは、自分を受け入れ、自分を理解した以上に、他者を受け入れ、理解していくことはできないのです。
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ロジャーズはこう言っています。
私が自分自身との間に援助的な関係を形成することができるならば、(すなわち、自分自身の感情に感受性豊かに気づくことができて、それを受容することができるならば)、私は他者に対しても援助的関係をつくることができる可能性が高まる、ということである
それは、私との関係性の中で他者の成長を促進しようとするのならば、私が成長しなければならないということを意味している
つまり、支援者が自分自身との間に援助的関係を作ることと、相談者との間に援助的関係を作ることは、密接につながっているということである
自己一致とは、【支援者が関係のなかで、自分自身の感情をありのままに受容し、共感的に理解しようとすること】である
薔薇はヒマワリにはなれません。なる必要もありません。
シャケはマグロになれません。なる必要もありません。
自分以外の何者かになろうとすることは自己実現ではなく「自己イメージ実現」です。
薔薇は薔薇として生きるのが自然な生き方です。
シャケはシャケとして生きるのが自然な生き方です。
自己一致した「自分になっていく」ことが成長です。
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支援者が自己受容・自己理解し、自己一致していくと、人や世界に対する防衛がなくなり、自然体でリラックスして他者をサポートすることができるようになっていきます。
必要な時には助けを求め、ひとりでがんばるのではなく、人と協力して目標に向かっていくことができるようになります。
ありのままの自分で人とつながり、社会の中で自分らしく活躍できるようになります。
対人支援職として、無理をするでもなく、防衛的になるでもなく、自己犠牲するでもなく、自分も人も大切にしながら持続可能な働き方ができるようになっていきます。
そして、自分に関わる人たちの成長を促進していけるようになります。
なぜ自己不一致になるのか
自己一致とは、自分の本音・価値観・行動が一致している状態のことです。
自己一致していると、心が楽になり、他人の目を気にしすぎることがなくなります。
一方、自己不一致とは、本来の自分、ありのままの自分を見失い、役割や立場に応じた発言や行動を優先してしまう状態を指します。
人は成長するにつれて、頭で考えることの領域が広がり、周囲の大人や世間の価値観など、他者や社会の基準に基づいて考えることが増えます。
最初は付け外しが可能だったはずの役割や肩書などの仮面がいつしか自分に貼りつき、自分に一体化してしまい外し方が分からなくなっていきます。
気がつけば、その場その場の目先の損得で物事を決めたり、役割や立場での「やるべき」「すべきでない」という基準で判断したりするようになります。
このような状態が続くと、自分の気持ちや感情が置き去りになり、自分が本当に好きだったことや嫌だったこと、本当はどうしたかったのか、といった自分の内なる声が聞こえなくなり、どんな人生を送りたいのかがわからなくなってしまいます。
その結果、自分の人生であるにもかかわらず、「生きている」という確かな実感が持てなくなるのです。
これは自己不一致の状態であると言えます。

特に、医師や看護師などの医療職や、社会的に分かりやすい肩書きを持つ人、LMTの定義する対人支援職の方は、役割と自分自身が一体化しやすく、「本当の自分」を見失いがちです。
普段の仕事や生活で役割や肩書きで生きていることが当たり前になっていても、人生の転機や人間関係のトラブルに直面した際には、役割ではなく「本当の自分」であることがより良い解決策や選択、そして本来の幸せにつながっていきます。
私自身も、仕事やプライベートで人生に悩み、苦しむ時だけでなく、日常生活で感じる小さなモヤモヤやイライラを解消するために、カウンセリングや心理療法を通じて自己を見つめ直してきました。
その結果、「私はこういう人間なのだ」と自分の本音・価値観が明確になり、他人の目を気にしすぎずに行動し、自分を大切にできるようになりました。
また20年間の産業医活動では、経営者・企業のリーダークラスの方・医療職の方を中心に、「本当の自分で生きる」ためのお手伝いをさせていただく経験を積み重ねてきました。
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LMTスクールのプログラムを通して自己受容・自己理解に取り組み、自己一致できるように仲間とともにおけいこしていきましょう。
あなたと一緒に学べることを楽しみにしています。
こんなお悩みありませんか?
- 国家資格を取って世間的には認められているはずなのに実感が湧かない…
- なんとなく自分が嘘っぽいような自己不一致感がある…
- 支援の仕事や部下の育成がうまくいかず悩んでいる…
- いつも本音と建て前を使い分けていて、作り笑いが顔に張り付いているような気がする…
- いろいろな資格を取ったりたくさん学んだりしても、まだまだ足りない気がする…
- 好きだ!やりたい!と思ってスタートしたことなのにいつの間にかタスクになってしまって苦しくなる…
- 本音を言うと仕事を辞めたい気持ちがあるけれど、せっかく国家資格を取ったし他につぶしも利かないから仕方なく今の仕事を続けている…
- 資格や肩書がない自分って薄っぺらいような気がするし、自分に価値なんてないような気がする…
- 実は心の底から嬉しいとか楽しいとか感じたことがないような気がする…
- 人脈を作るためにいろんな学びのコミュニティに顔を出してみても人と比べて焦りや不安が増えてしまったり、テンションが高すぎて疲れる…
このような方におすすめ
- 自己不一致感がある
- なんとなく自分に嘘をついているような気がする
- 自然体で仕事ができているような感じがしない
- 支援の対象者や部下に対してもっと影響力を増して、成長の支援がしたい
- 対人支援職の方(医師、看護師、保健師、薬剤師など医療関係者、経営者、人事担当者、教員、研修講師、部下を持つ管理職の方など)
期待できる効果
- 自分のことを大切にしながら支援の対象者や他者と関われるようになります
- 資格や肩書から離れたありのままの自分の感情が感じられるようになります
- 物思いしたりモヤモヤした感情から解放されて、目の前のことに集中できるようになり仕事のパフォーマンスが上がります
- 自分が本当にやりたいことや学びたいことが見つかるので、本当は興味のないものや自分にとって必要でないことに時間を費やすことがなくなり、人生の質が上がります
- 対人支援職として、無理をするでもなく、防衛的になるでもなく、自己犠牲するでもなく、自分も人も大切にしながら持続可能な働き方ができるようになっていきます
スクールの特徴
LMTスクールは現役のドクターが主宰する、対人支援職の皆さんに、心理面からのアプローチだけでなく、哲学的、医学的、脳神経科学的なアプローチも加えて、自己受容・自己理解し、自分も人も大切にするためのマインドやメソッドをお伝えするプログラムです。
ここ数年で、自分を大切にすることや自己受容、自己肯定感を上げるための心理学系セミナーはかなり増えてきた印象がありますが、「こころとからだ」「理性と感性」「心理学の理論と心理療法の実践」などロジカルにもエモーショナルにも理解できるのが他のセミナーとは異なるLMTスクールの特徴です。
対人支援職の仕事は「感情労働」
私のところには医師、看護師、保健師、薬剤師などの医療関係者、心理カウンセラーやセラピスト、教員、部下を持つ管理職、経営者、研修講師、人材育成担当者などの方が多くいらっしゃいます。
他者を支援したり、育成したりするような、人に影響力を及ぼす仕事はすべて、広い意味での対人支援職と呼べるでしょう。
対人支援職の仕事は「感情労働」の側面を持ちます。
感情労働とは「仕事において適切な感情・不適切な感情が分類されて見えないルール化されており、共感・感情のコントロール・表情を作ることなどが仕事の中での不可欠な要素とされている労働のこと」とされています。
対人支援の仕事をする人は、資格や肩書などを抜きにした、ひとりの人間としての自分のありのままの感情や感覚を感じたり大切にしたりするよりも先に、職務として適切とされる感情表現、立ち居振る舞いや思考パターンを選択していくことが求められます。

周りの人や世間から
「医療者たるもの~~であるべき」
「経営者たるもの●●でなければならない」
「部下を持つ管理職であるならば◇◇が当たり前」
「先生なんだから生徒に対して△△な自分を見せてはならない」
のような価値観を押し付けられるだけでなく、
常に自分自身にも
「医療者たるもの~~であるべき」
「経営者たるもの●●でなければならない」
「部下を持つ管理職であるならば◇◇が当たり前」
「先生なんだから生徒に対して△△な自分を見せてはならない」
などと言い聞かせながら、ひとりの人間としての自分のありのままの感情や感覚を抑えて資格や役割、肩書にふさわしい自分であることにエネルギーを注ぎます。
私のところにいらっしゃる皆さんはこんなことをおっしゃいます。

何のために生きているのか?

何のために仕事をしているのか?

本当の気持ちや本音は抑えるべきものであって、人に言えるわけないと思ってきた

ずっといい子で生きてきたけど、自分が何を感じているのか自分でもよく分からない

自分が好きなことや得意なことを伸ばすよりも、嫌いなことや苦手なことを克服することが大切だと考えてがんばっているうちに、自分が好きなことが分からなくなった

仕事では共感が大切と言われるが、人の気持ちどころか自分の気持ちすらよく分からない

ずっとこの仕事を続けるかと思うとうんざりするけれど、せっかく国家資格も取ったし、今さら他の仕事もできないし、特別にやりたいこともないからガマンして続けるしかないと思っている

医師としての自分は〇〇を選択するのが適切だろうとか、母親として■■のようにあるべき、というようなことはあっても、資格や役割を取っ払った一人の自分としてどうしたいのか、何が好きなのか、ということが自分でもよく分からない

こうでなければならない私、こうありたい理想の私を目指して生きてきたけど、周りの期待に応えようと一生懸命に取り組んでいるうちに苦しくて仕方なくなった

経営者なんだから部下に弱いところは見せられないとがんばってきたけれど、自分だってしんどいし、本当はみんなに助けて欲しい
皆さんが口にされるようなことを私自身もずっと感じてきました。

理想の自分になれるように、資格や肩書にふさわしい自分になれるように、社会人として成長できるように、人からも社会的にも認めてもらえるように、とっても頑張ってきたし、たくさん学んできたし、それなりに結果も出してきたのに、どこか自分に不一致感や違和感があって、どうにもこうにも自分が薄っぺらくて、嘘っぽい感じがする。
自分の外側は取り繕ってきたけれど、中身はどうも満たされない感じがある。
頭で思考的には理解しているのに、心がついていかなくてなかなか変われなくて苦しい。
たくさんの人に慕ってもらってたくさんの人に囲まれているのに、なんとなく寂しい感じがある。
穏やかで寛大でいつも明るくポジティブな自分でいたいのに、イライラしたり怒ったり落ち込んだりすることがあると「自分はまだまだだ」と自分を責めてダメ出ししたり自己否定したり、どこか自分で自分のことが好きでないような、自分が自分と仲良くなれていないような感覚がある。
こんなことをずっと感じてきました。
こんな風に、ひとりの人間としての自分のありのままの感情や感覚を抑えて、周囲の期待に応え、人から認めてもらえることばかりを大切にして、資格や役割、肩書にふさわしい自分であることにエネルギーを注いでいると、いつしか本当の自分、自分らしさが置き去りになってしまいます。
自分のことを受け入れないままに、自分のことを分かってあげていないのに、人のことばかり優先したり、スキルやメソッドを身に着けることを頑張ったり、仕事のための勉強をしたりさらなる資格を取ったりすることで自信を付けようとする生き方は持続可能ではないと思うのです。
自分をすり減らすように犠牲にして、自分に嘘をついて、自分を取り繕うような生き方には、ある日、どこかで限界が来ます。
サステナブルな対人援助職への5つのステップ
私は、サステナブルな対人支援職になっていくためには次のような5つのステップがあると考えています。

5つのステップは順番が大切
◆ステップ1「自己受容」
まずは資格や肩書を離れたひとりの人間としてのありのままの自分の感情や気持ち、感覚に気づいてノンジャッジで受け入れていく「自己受容」
感情のベースには自分が人生で取り込んできた信念価値観があります。
自分なりの信念価値観に合う出来事が起こればポジティブな感情が湧き、自分なりの信念価値観にそぐわない出来事に対してはネガティブな感情が湧きます。
◆ステップ2「自己理解」
自分がなぜその信念価値観を取り込むことになったのかということや、自分の本音、本当の欲求を理解する「自己理解」
自分のことを受け入れ、理解した以上には人のことを受け入れ理解することはできません。
たとえば、本当に悲しいという感情を感じたことがない人が人の悲しみを理解することは難しいでしょう。
けれども、多くの人は最初の3つのステップを飛ばして、対人支援職なんだから共感が大切だと、人の気持ちを理解しようとする他者理解、スキルや資格の習得などの外側の思考的な学びにエネルギーを注ぎます。
特に対人支援職に就く人は向上心や成長への意欲が高い人が多いので、休日でもいくつもオンラインセミナーを受けたり、仕事に必要だとされる資格取得のための勉強をしたり、複数のオンラインコミュニティに所属して、いつも忙しくなってしまって、結局、自分のことは後回し…ということが起こりがちです。

3つのステップに取り組まない理由
多くの人がこの3つのステップに取り組まない理由はいくつかあります。
- 家庭や学校で「お友達の気持ちを考えて行動しなさい」と言われることはあっても「あなたはどんな気持ちだったの?」と自分の気持ちを大切にしてもらう経験をしていない。
- 社会に出ると「あなたの考えは?」と聞かれることはあっても「あなたはどんなことを感じたの?」と感情や感覚に意識を向けてもらうことがない。
- 特に対人支援職の場合は、自分のことよりも他者を優先することを求められるため、自分のことを大切にするという意味すら分からないかもしれない。
- 資格を取ったり、役職に就いたりと外側から見たら社会的に評価されるような結果を出してきているので、自分には何の問題もないと思っていたり、なんとなく違和感や不一致感があっても、違和感や不一致感を見ないようにしている。
などなど…

日本社会において、特に対人支援の仕事をする人が「まずは自分のことに取り組む」「まずは自分を大切にする」ということはワガママだとか自己中だとかのレッテルを貼られがちです。
また、私も経験がありますが、国家資格まで取得してしまうと、「ひとりの医師を育成するのにいくら税金が使われていると思っているのだ!?自分のことよりも人のことを優先的に考えるのは当たり前だろう!」などの非難を受けたことがあります。
まずは自分のことに興味を持って、自分を大切にしてあげられるようになると、自分のことと同じように人のことも大切にできるようになります。
人と比べて焦って学ぶのではなく、自分が本当に好きな学びを自分なりのペースで進めていけるようになります。
そして逆説的なのですが、本当の自分とつながっていけるようになると、必要に応じて適切に健全に理性を働かせ、資格や役割、立場に応じた立ち居振る舞いを無理なく自分で選択して意識的にできるようになり、しかも本当の自分らしいエッセンスを生かしながらオリジナルのあり方で役割を果たしていけるようになります。

自分らしく生きると、人生はシンプルになる
私は「支援職のセルフケアをサポートする」ための様々な活動をしています。
セルフケアとは自己受容・自己理解のための取り組みのことで、セルフケアをした結果、自己一致した自分になります。それが「自己成長」です。
「成長」とは自分以外の何者か、”社会的に認められる誰かさん”になることではなくて、日常の小さな違和感や快不快を大切にして、人目を気にせずに、イヤなことにはイヤだと言えるようになったり、好きなことを素直に表現できるようになったりすることです。つまり、自分になっていくということです。
自分らしく生きられるようになると「あー、これイヤだなぁ」と感じることには距離を取り、「あー、これが好きだなぁ」と感じることに取り組む、という極めてシンプルな生き方ができるようになります。
そして自分の中の違和感や好き嫌い、快不快に気づけるようになって自分にとって自然な生き方ができるようになると、自律神経のバランスが整って、こころもからだも健康に元気に生きられるようになります。
外側から何かを身に着けるのではなく、自分の中の弱さも強さも、ネガティブもポジティブも、痛みも願いも、男性性も女性性も、理性も感性も、光も影も統合した「本当の自分」になっていくことが人間として成長するということです。
よく、自分のことなんて大切にしてしまったら自分を甘やかすことになりませんか?とか成長が止まってしまうのではないですか?と聞かれます。
自分を受け入れ、自分を理解し、本当の自分になっていくと能力・魅力・活力が全開にあふれ出し、個性の輝きがスパークし、その人らしいチャーミングなユニークさを発揮しながら、自分らしく人や社会ともつながり、自分をすり減らさずに社会に貢献していけるようになります。
LMTスクールは、医師、看護師、保健師、薬剤師などの医療関係者、心理カウンセラーやセラピスト、教員、部下を持つ管理職、経営者、人材育成担当者など広い意味での対人支援職の方々が、自分をすり減らさずに、サステナブルに成長していくための学びの場です。
ご縁のある方と仲間になれると嬉しいです\(^O^)/
LMTスクールは6ヶ月間、5つのプラグラムで構成されています
基本はオンラインで行いますが、プログラム中に2回のグループワークはリアル開催することを予定しています。 |
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プログラム① レクチャー 3時間×6回 ポリヴェーガル理論、ゲシュタルト療法、哲学(現象学)をベースに、心理学的な側面からだけでなく、脳神経レベルで自己受容・自己理解できるようになります。 ※ リアルタイム参加できない場合はアーカイブ受講できます。 |
プログラム② グループワーク 3時間×6回 毎回、全員が自分に気づくワークをします。ミニカウンセリングのようなイメージです。 ※ ZOOM開催の会にリアルタイム参加できない場合はアーカイブ受講できます。 |
プログラム③ 読書会 2時間×6回 ミレイ先生の著書の他、ミレイ先生のオススメ本をみんなで読みます。 ※ リアルタイム参加できない場合はアーカイブ受講できます。 |
プログラム④ 個人セッション 期間中1回 スクールの期間中1回受けられます。さらにプラスして、スクールメンバーは期間中個人セッションが半額になります。 |
プログラム⑤ LMTレッスン・LMTワークショップ 不定期開催 スクール期間中に開催する、LMTレッスンやLMTワークショップにご招待もしくは優待参加できます。 ※LMTレッスン・LMTワークショップは、外部講師を招いて開催するセミナーやワークショップのことです。 |



こんな方と仲間になりたい!
- 資格や肩書がなくなったとしたら自分の魅力や価値、強みなんてないんじゃないかと感じている
- 心理学やカウンセリング、セラピーをたくさん学んできているのにまだ足りないと感じてしまう
- 社会的に見たら何の問題もなさそうに見えるだろうけれど、自分の中には不一致感や違和感がある
- もっと成長したいと思って頑張ってきたけれど、成長の方向がこれでいいのかとモヤモヤしている
- たくさん本を読んだり研修を受けたりしてきたけれど、いまいち肚落ち感がない
- 頭では理解しているのに気持ちがついていかなくて、感情が癒やされていないと感じる
- パートナーシップ、対人関係に悩みや問題があって、なんとかしたいと思っている
こんな方はゴメンナサイ!
- 自己受容できる簡単なスキルやメソッドを教えて欲しいと思っている
- ミレイ先生から知識や情報を得たいと思っている
- あり方を整えるよりもやり方を教えて欲しいと思っている
- 教えて欲しい、学びたいと思っている
- ビジネスやお金儲けにてっとり早く役に立つことを知りたいと思っている
LMTスクールで得られること
- 自分のことがよく分かるようになり、能力・魅力・活力があふれ出るようになります
- 一生懸命に生き抜いてきた自分のことを「がんばってきたね」と、心からねぎらえるようになります
- ミレイ先生の近くにいるだけで、自己受容とはこういうことか、心理的安全性とはこういうことか、と体感できます
- ありのままの自分のことを愛せるようになり、大切にできるようになって、シンプルに生きられるようになります
- 自分のことがよく分かるようになり、力技でがんばらなくても自然にエネルギーが湧いてくるのを感じられるようになります
- 資格や役割に合わせるように自分を切り離して分離させて適応させるのではなく、自分の魅力や持ち味を活かしながら必要な時には適切に無理なく役割が果たせるようになります
- 直感が鋭くなり、自分に合った人生を送れるようになります
- 世界は優しいところだと感じられるようになるので、不安や恐れを埋めるためにお金を使わなくなるので、結果的に経済的な余裕が生まれます
- 本当のことが話せる仲間ができます
- ミレイ先生と仲良くなれます
こんな方が参加しています
- 20代~50代のメンバーが集まっています
- 会社員の方
- 地方公務員の方
- 教員、研修講師の方
- 医師、看護師、保健師、薬剤師などの医療職の方
- 経営者の方、部下を持つ管理職の方
- フリーランスのコンサルタントやライターなど
LMTスクールに参加してこんな変化がありました
- 自分のことが好きになった
- 自分をごまかさずに本当の自分でいられるようになった
- 言いたいことが言えるようになった
- イヤなことは断れるようになった
- 自分のためにお金を使えるようになった
- 素直に感情を出せるようになった
- 感情が安定した
- 遊離しなくなった
- 好きなものに理由がいらなくなり、没頭できるようになった
- 職場の人間関係がよくなった
- 転職が成功した
- 自分に合った仕事を選べるようになった(フリーランス)
- 副業を始められた
- 罪悪感なく有給休暇を取れるようになった
- 職場も仕事も変わっていないけれども、今までやっていたことにやりがいや人生の意味がが見つかった
- 仕事を好きだと思えるようになった
- 移住の夢が叶った
- 頑張らなくてもエネルギーが出るようになった
- 人を頼れるようになった
- 一人で無理しすぎなくなった
- 親との関係がよくなった
- 子どもとの関係がよくなった
- 配偶者との関係がよくなった
- パートナーができた
- 結婚できた
- アディクションから抜けられた
- トラウマが癒された
- 肩こりが改善した
- 冷え症が改善した
- 元気になった
スクールの歩み
2020年8月~2021年1月
7名
女性限定でスタート
2020年11月~2021年4月
9名
2021年10月~2022年3月
7名
2023年5月~2023年10月
フルリニューアルし再開し、男性も受講可となる
18名
2024年7月~2024年12月
9名
2025年6月~開講
募集中です!
よくある質問
- Qプログラムはオンラインのみですか?
- A
はい、忙しい方でも全国から参加していただけるように基本はオンライン開催となりますが、2回のグループワークは千葉県市川市でリアル開催します。
また、オフ会も企画することを考えています。1~5期もリアルで集まる機会を設けましたよ^_^
- Qミレイ先生はドクターなのにメンバーが「みれいちゃん」と呼ぶことがあるのはなぜですか?
- A
「教える人」と「教えを請う人」という上下関係を作らず、フラットで対等な仲間でありたいので、みんなには「みれいちゃん」「みれいさん」と呼ぶようにお願いしています。ミレイ先生と呼んでいただいてもOKです^_^
- Q受講料の分割払いは可能ですか?
- A
はい、3回までの分割払いをご利用いただけます。
第6期の開催予定
第6期LMTスクールは2025年6月に開講します。
プログラム①レクチャー
第1講 6月 8日(日) 9:30~12:30
第2講 6月28日(土) 9:30~12:30
第3講 8月 2日(土) 9:30~12:30
第4講 8月30日(土) 13:00~16:00
第5講 10月 5日(日) 9:30~12:30
第6講 11月 8日(土) 9:30~12:30
プログラム②グループワーク
第1回 6月21日(土) 9:30~12:30
第2回 7月27日(日) 9:30~12:30
第3回 9月 6日(土) 11時~16時@市川
第4回 9月27日(土) 9:30~12:30
第5回 10月25日(土) 9:30~12:30
第6回 11月22日(土) 11時~16時@市川
プログラム③読書会
第1回 6月19日(木) 19:30~21:30
第2回 6月18日(金) 19:30~21:30
第3回 8月21日(木) 19:30~21:30
第4回 9月18日(木) 19:30~21:30
第5回 10月15日(水) 19:30~21:30
第6回 11月12日(水) 19:30~21:30
定員
12名
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