2020年12月6日に開催しました、『ポリヴェーガル理論の第一人者津田真人氏に学ぶ!ポリヴェーガル理論をセラピーに生かす』に参加された方の声をご紹介します。

熱量・情熱に感動!
人がとる行動は、その人にとって必要であるから行っていて、自己の治癒を促しているということ。自分の身体には悠久の命の進化が受け継がれていていることに感動を覚えました。
まず自分自身の心身に安全安心を保ち、対象者の反応、行動を手がかりに、出来る支援を考えていきたいです。
長時間のお話しでしたが、時の流れを感じさせない先生の熱量・情熱に感動していました。長年の実践、研究のお話しを伺え、感謝しています。話しを聞いているだけで、私の中に安心が生まれました。理解は安心に繋がることを実感しました。この理論が多くの人達に広まり、治癒が促されることを望みます。早速、明日の職場の勉強会で共有したいと思います。 ありがとうございました。

2種類の『不動化』の学び
理論の勉強会でしたが、セラピーの話もたくさんしてくださったので、嬉しかったです。どれも興味深く、慣れない用語に食いついていく感じでした!『不動化』には凍りつきとさらに進んでシャットダウンがあることが勉強になりました。
クライアントさんに安全安心な場を提供できるよう、ラビングプレゼンスを磨くべく自分自身のクリーニングとクリアリング、自己洞察、内観、俯瞰、気付きを大切に過ごしてまいりたいです。
難しいことをわかりやすく丁寧に話してくださってありがとうございました。

人との関わりの大切さ
ポリヴェーガル理論においてボージェスは臨床ではないのに安全安心を一番にしているというところが印象に残っている。
迷走神経からクライアントの状態を理解できるところは活かしていけると思う。なにより自分のことの理解が進んだ。
知識はもちろんだけど人との関わりを大切にするあり方がよく伝わってきました。

闘った体の反応を認める
印象に残っていること①「トラウマ時代」ということ。たしかに、計り知れない出来事によって起こっているトラウマもあるけれど、出来事が問題ではなくそれをどう感じたかが本質であり、そこからするとこのコロナ禍はまさに世界が、時代が凍っているということについて理解できた。
印象に残っていること②反応として出ていることは、全て闘いの成果であること。
印象に残っていること③ニューロセプションのところでの、リスク評価は、目の前の他者の腹側迷走神経複合体の反応を見ている、そして共鳴すること。また、自分の内臓感覚からの求心性フィードバックによるということ。自分を整えることがいかに大切かを学びましたし、つながり、その場の雰囲気というのがとても大事だとも思いました。
いろいろと症状を訴える人について、闘った成果であることを「よくやった」と認めること(自分自身についても)を今後やっていきたいと思います。休業することを拒否する人もいるけれど、状況により、その先にいかないために、闘っている体のためにも早めに安全安心の場に体を置いてあげることが大切であるということを伝えられると思いました。 ヨガ、呼吸についても効果はどうなのかと思うこともあったが、この理論から効果もあるとわかり確信をもって継続していきたいと思いました。
なかなか本を読み続けるには挫折しそうな厚さと内容を、とてもわかりやすい例を出していただきながらのセミナーで、思わず「へぇ~」と声が出てしまう内容が多く、あっという間の時間でした。なんとなく、安心できる場がいいなと思っていて、でもそう考えている自分が甘いのかなと思ったりもしていましたが、理論的に説明されていることにホッとしている自分がいます。また、理解を深めるために、津田先生のお話を聞く機会がありましたら、ぜひ、参加したいと思います。本日は本当にありがとうございました。

例がたくさんあってわかりやすかった!
上咽頭を鍛えることが、自律神経を整えることに役立つということが新たな学びでした。
今回のセミナーで学んだことを自律神経の勉強や、HSPの勉強に役立てていこうと思います。
課題図書は神経の勉強から始まって途中で挫折しそうになりましたが、講義はとってもわかりやすい例をたくさんあげていただきわかりやすくてよく理解できました。 ありがとうございました。

学び続けます
ニューロセプションは、リスク評価と行動のスイッチというのがわかりやすかった。触覚と嗅覚は、ポリヴェーガル理論のなかに出てこないから、ポージェス博士は取り上げていないということがわかった。
クライアントにとっての安全安心がなんなのかということと、身体の反応を理解していくのに活かしていきたいです。
難しい内容を、身体の素人にもわかりやすく、且つ、面白く解説いただけるので、本当にありがたいです。 何度も繰り返して聞かないと頭に入ってこないので、頑張って学び続けて、臨床に活かしていこうと思います。

繰り返し受講することで理解が深まりました
以前、津田先生のポリヴェーガル理論のセミナーを受けたのですが、改めてセミナーに参加して理論が整理できたように感じました。腹側迷走神経複合体が連合していること、アセスメントとして生理的な反応を見ていくことなど、普段のセラピーの中でもやっていることですが、重要性を捉えなおせたように思います。ブレンドの話は、以前は理解する余裕がなかったので今回確認できてよかったです。普段、プレイセラピーをすることが多いので、セラピーをやっていく上で大切な視点になると改めて思いました。
安全感・安心感を作ることがセラピーの前提ですが、あまりにも当然すぎてきちんと考えることができているのか、実践を振り返らなければと感じました。
今後も同様のセミナーを受講したいです。臨床的な応用に特化したセミナーも受講してみたいです。

研究者魂が伝わってきました
闘うか逃げるかのストレス反応だけでは説明がつかない、凍りつきのトラウマ反応の段階に生物としての何億年もの歴史の名残があることが印象に残っています。
今後は、神経系を安心感の中で整え、耐性領域を少しずつ増やし、闘わない社会的つながりで、今を生きて生命を全うするための選択をしていくをモットーとしていきます。
前回受講した時よりも図解がありわかりやすかったです。夕方、ZOOM画面に映る背景の部屋が真っ暗なのにも気づかない程、熱心に講義下さり、映画「となりのトトロ」に出てくるサツキとメイの父さんのような研究者魂みたいなものが伝わってきました。トラウマセラピー革命になりうる理論の講義を聞けて嬉しいです。

実践してきたことを励ましてもらった気分です
「恐怖なき不動化」の話が一番印象的でした。自分自身がセラピーを通じて創りたいと思っている「場」が、まさに「ただいるだけでいい場」「ただいるだけで安心を感じられ、自分自身に戻ってゆったり出来る居場所」なので、とても励まされたように感じました。
上述のとおり、「恐怖なき不動化」が出来る「場」を創っていくことが自分の仕事と考えているので、ただそれを実践していきます。
津田先生、ありがとうございました。ご著書は正直とっつきにくかったのですが、今回のお話はとてもわかりやすく、概要がすっと頭に入ったように感じています。今はまだふわっと頭に入った程度なので、これから自分自身の中に定着して、実践の中で活かしていけるようにしていきたいと思っています。また世の中的な「トラウマ」(PTSD類似な感じ)に比べ、最近の心理界隈ではやっている「トラウマ」は概念が広い感じがしていたのが、今回のお話できれいに整理と再定義ができたように感じています。
また、ミレイちゃんはじめ、事務局の方々にもお礼申し上げます。zoomという申込みやすい形で企画頂いたおかげで申し込めました。敷居がもう少し高かったら(難しい本なので(笑))、ためらっていたかもしれません。セラピーとの関連という形で企画して頂いたことも、自分には大変よかったです。ありがとうございました。

理解が深まりました
神経系のことを詳しく説明していただきよかったです。腹側迷走神経複合体を刺激するためになぜ抑揚のある言葉や顔の筋肉をつかうのがよいかなど自信をもって説明できると思います。
午後の講義での、人とのつながり方について丁寧に理解し、クライアントの話が聴けるようになると思います。

”例えば”がわかりやすかった
ストレスとトラウマの違いが分かりました。
今回学んだことから、セラピーの中でストレスなのかトラウマなのか見立てていきます。
難解な部分を”例えば”で丸めて下さったお蔭で、難解さが喉に詰まらず飲み込めて、自分の関心があることに集中して理解することができました。ありがとうございます!!

わからないなりにも興味深い
吐き気をもよおすことは、悪いものをだすことだと理解できました。
何にいかせるかわかりませんが、 知らなくて良いことはないと感じているので、何かのおりに思い出せたらなと考えています。
長時間におよぶセミナーありがとうございました。 わかりやすく説明していただいたと思いますが、あまりの素人でやはり難しく感じましたが、わからないなりに興味深い内容なので、もう少し理解できるようになりたいです。

津田先生の夢中な姿!
わかりやすい例え話や説明も勿論なのですが、津田先生が日が暮れて、部屋が真っ暗になっても夢中で講演してくださっている姿が1番印象に残りました!笑
目の前の患者さんやクライアントを、まず一人の人間として見る・向き合う、そして自分を整える。そういったことが患者さんの為になると知り、より上記を大切にしたいと思えました。
書籍を読んでいた時から、すでに紙越しに感じていたのですが、私達に、わかるように言葉を選んで、伝えてくださり、何より熱心なご指導とても嬉しかったです!またぜひ勉強させてください!

クライアントと向き合う姿勢
クライアントに対して、相手に問題があると見ない、治そうとしないで、よく生き延びてきた、と向き合う姿勢が大切であると学びました。
腹側迷走神経複合体の観点から、いかに安全安心な環境・ラポールを築けるかに配慮する、相手の表情・姿勢を観察するといったことを今後活かしていきます。
分かりやすい講義を本当にありがとうございました。専門外の初めての内容だったので、ノートを取るのが間に合わず、駆け抜けた感じの一日でした。動画を再視聴させて頂いて、少しでも消化吸収できるように努める予定です。

下痢も吐き気もコーピング!
下痢や吐き気も訴えはコーピングと褒める!
自分の体の状態へもしっかり目を向け、どう反応しているかを観察して過ごしたいです。
本当に素晴らしい学びの時間をありがとうございました。先生の話をお聞きして自分の状態にも多く気づきがありました。

学びがたくさんありすぎです
新しい学びがたくさんありました。
- 人間を含めた動物にとって、いかに「安全」が重要か
- RSAでメンタルの健康度が分かること
- 腹側迷走神経複合体が、表情や声の変化など社会的プロセスに関与していること
- 誤嚥もやわらかい表情や声を出せるようにすることで予防できること
- 自閉症児の聴覚過敏と社会性改善が繋がっていること
- 鼻うがいで感染症だけでなく、色んな不定愁訴も改善できること
- 脳-顔-心臓回路が相互に関係しあっていることは、いつもミレイちゃんが言われている「心は身体、身体は心」と同じだと思ったこと
- 交感神経が活性化していることはよくないような捉え方だったが、実は環境を改変していく重要なシステムだとわかったこと
- 適応障害、うつ病、双極性障害Ⅱ型はほとんど背側迷走神経複合体の反応だということ
- ポリヴェーガル理論のセラピーの目的「社会的関与」(安全・安心)「あそび」(自由)「恐怖なき不動化」(自律)は、いつもミレイちゃんが言われている「自分の中に安全基地を作ること、自由に選択してよいこと、その選択の責任(responsibility)を負うこと」と同じだということ
- 呼吸が改めて大切だとわかったこと
などなどたくさんです。
これからこんなことを実践していきます。
★自分に対して:「全てコーピングだったのだ」と学んだので、「よくここまでやってきたね」のねぎらいを改めて自分に伝えたいです。 そして、自分に安全感・安心感を与えたいと思います。 まずは、呼吸に意識を向けます。
★仕事において:初回面談では、ラポール形成に努めます。 そして、社員さん達の反応がコーピングなのだという観点から、ねぎらい、安全感・安心感を伝えつつ、問題整理のお手伝いができればと思います。
とても難しいことをとてもわかりやすくご説明いただき、本当にあっという間の一日でした。 先生のおっしゃる通り、ご説明を聞いた後でご著書に戻るとスッと入っていけます。 いかに安全が大切なことなのか、理論として理解できました。 先生の言われた「ネガティブの中にリソースがある」ということの理解を深められ勇気になりました。 本当にありがとうございました。