2024年10月12日~13日に開催しました、ゲシュタルト療法・百武正嗣氏(ももちゃん)×ポリヴェーガル・津田真人氏のコワボワークショップ『トラウマセラピー2024』に参加された方の声をご紹介します。

開催報告はブログ「自分を生きるレッスン」をご覧ください。

感想に出てくる用語がわからない方やポリヴェーガル理論を初めて耳にされる方は『第1回 ポリヴェーガル理論って何?|産業保健活動にポリヴェーガル理論を活用しよう』(メディカ出版)を参考になさってください。

匿名さん

人としてのあり方に気づかされた時間――ポリヴェーガル理論の学び

エラから発達した神経の連動に感動!魚類にとってのエラの働きと同じくらい人間の表情の働きは生きていくために超重要なのだ!と言うことが分かりました。

津田さんの腹側(迷走神経複合体)で包むあり方にジーンとしました。よくここまで生きてきたねと、労わってもらいました。

講義、ワーク、解説における2人のコンビネーション、やりとりの醸し出す空気感が、互いを尊重信頼するってこういうことなんだなと、目で見て、感じられて、すごく学びになりました。ワークの解説があることで、ももちゃん、津田さんがどんなことを大切にしているか、生の声を聞けたことが宝‼️です。人としてのあり方の土壌が豊かになった感じがしました。もう少し早ければ、の気持ちもありつつ、今ここで出会えたことを大切にします。今回「ポリヴェーガル理論への誘い」を再読して、以前より入ってくる感じがあって嬉しかったです。来年もよろしくお願いします! みれいちゃん、事務局ありがとうございます‼️

匿名さん

理論を活かしたいと思えた充実のワークショップ

ももちゃんが解説したところが一番印象に残っています。

ポリヴェーガル理論のブレンドの考えはワークに取り入れると面白いと思うので、これから活かしていきたいと思います。

ももちゃん、まひとさん、ありがとうございました。お二人のワークがもっとみたいです。

匿名さん

「愛」と「遊び」の間のダンス

理想の生き方は、腹側(迷走神経複合体)が指揮者となって背側(迷走神経複合体)と交感(神経系)の間を、「愛」と「遊び」の間をダンスすること、という言葉が印象に残っています。

「愛」と「遊び」の間でダンスするために、目の前の人を喜ばせる行動を実践したいと思います。

Y.Mさん

安心の感覚に気づくことの大切さ

安心の感覚に気づき、自覚していくことが自分に必要だと気づきました。

マインドフルネスはトップダウン、SE®などの身体感覚からはボトムアップと、方向が違うということが印象に残っています。

ここでの学びを活かして、自分が腹側(迷走神経複合体)と交感(神経系)のブレンドで関わっているかや、相手の今の状態を観察することを意識したいと思います。

知らなかった世界を覗き見したような、刺激を受けた時間でした。貴重なお話をありがとうございました。

匿名さん

ポリヴェーガル理論とその実践が腹落ち!

トラウマは身を守るための手段で、安全なところに戻るための必死の防衛手段であり、悪いことではないという捉え方が印象に残っています。

マズローの欲求5段階説がポリヴェーガル理論で納得感のある説明がつくことに驚きました。

ポリヴェーガル理論に基づくワーク解説が驚くぼとしっかりと腹落ちしました。

津田先生の『ワークは人生で1番神聖な遊び』とのお言葉から、セラピストの在り方を学ばせていただきました。 クライアントが感じていることや、身体の状態を受け取り、共有できるように、日々自分の心や体をしっかり感じていきたいです。

ももちゃん、ワークの解説をありがとうございました。シャトル技法を用いて、『安全に』過去と今を行き来することの大切さを学ばせていただきました。

津田先生、わかりやすい講義をありがとうございました。難解だと感じたご著書の理解が進み、更にポリヴェーガル理論を学びたくなってます!

匿名さん

「オポッサムを忘れるな!」

最も印象に残っているのはまひとさんの「オポッサムを忘れるな!」という言葉です。

どの身体反応も命を守るために必要な反応で、いい悪いではないということを再認識できました。そして個体だけでなく、環境や社会との関係性という視点を持つことの重要性についても再確認できました。これから新たなグループをやろうとしているので、今回得たことを活かしていきたいと思います。

ももちゃん、まひとさん、来年も楽しみにしています!

匿名さん

存在そのものを尊重する時間

1番印象に残っていることは、みれいさん、ももちゃん、津田さんの織りなすあの場が、私にとって腹側(迷走神経複合体)で包まれていたこと。お二人のワークの進め方(在り方)を同じ空間で感じられたことが1番の得たものでした。印象に残っていることがたくさんありすぎて書ききれません。

今回の学びの後、早速、セッションの時にクライアントの姿勢や声などから背側(迷走神経複合体)なのか交感神経なのかが、以前より理解しやすくなった自分がいます。

日常では子どもの反応や話し方、表情から状態がなんとなく分かるようになり、対処したり待ったりできるようになると思います。「どの反応も悪くない。」その個体がただ存在しているという感覚がまたより一層強まっています。

ももちゃんの解説ニューバージョン、ありがとうございました。ももちゃんのワークは受けても受けなくても、その場にいるだけで、刺さるしギクッてなるしキューンってなるし…、とても価値のあるものだということを確認した次第でございます。

津田さんの講義はポリヴェール理論に対する愛ある好奇心と生物に対するリスペクトが伝わってくる時間でした。懇親会でもたくさんの叡智を授けてくださって本当にありがとうございました!!

みれいさん、主催お疲れ様でした。みれいさんの質問や感想で、私が言語化できない疑問なども解消してくれることが多かったです。ありがとうございました!

匿名さん

安全を守る力、心の防衛反応を学んで

「安全こそ力」人は安全に戻ろうとして闘ったり逃げたり、凍りついたりシャットダウンしたりしていると改めて分かりました。

腹側(迷走神経複合体)と交感(神経系)のブレンドが「凍りつき」であることが理解できました。

社会的死、日本では「恥」、一神教では「罪」と言われているが、ももちゃん真人さんが考えるところによれば、日本の「罪」や一神教の「恥」もあるというコメントが印象に残っています。

「凍りつき」の仕組みと、話者にどんな声をかけるのかという新しい視点を得ました。

素晴らしい人類の叡智に触れられて、有意義な時間でした。

匿名さん

安全な場で育まれる安心感と自己調整の学び

協働調整→自己調整の順番で安全安心感を育んでいくのが、ヒトとしての育ち方なのだとわかり、ここ数年自分のやってきたことを振り返って、ありがたくあったかい気持ちになりました。これこそ、安全安心感。

体験の感覚と学びが、更に合致した感じです。 今までの「動けないけど、アクセルをふかしまくっている状態」から、「周りはもう安全だから、少しずつ自分の足で動いていいし、動きたい方向もタイミングも自分で決めていいと思える状態」に変化してきたのかなと思っています。動いていく中で、安全じゃないと感じたら、離れたらいい。 安全かどうかは、直感と思考だけではなくて、感じたこと考えたことを発信してみて、双方向のやり取りをしてみてから、決めたらいい。ジャッジは相手のものだから、押し付けられても受け取らなくていい。今、こう思っていても、また揺らぐとき、固まる状態に戻ってしまうときがあってもいい。そうしたら、また自分の真ん中に戻ってこられればいい。安全安心感を感じられたら、自分を少しずつ許していけると思っています。表現したくなったことは、安全な場で表現してみて、からだとこころはどう感じたかを確認していきます。

ももちゃん、真人さん、みれいちゃん、今年もありがとうございました! お三方で作ってくださる安全安心な場と、コラボの化学反応の力に今回も包まれて、からだとこころと知的好奇心が満たされ、しあわせでワクワクの時間でした。

回を重ねて、体験と学びを重ねて、緊張度がかなり少なくなり、背側(迷走神経複合体)+交感(神経系)→腹側(迷走神経複合体)+交感(神経系)に変化した感じです。

今回のワークショップを通して、私は幼少期から2年前までのトラウマ体験とその継続から、生まれなおしてきたのだと思いました。そのために、ゲシュタルト療法でワークを重ねてきたことと、ポリヴェーガル理論で自分を捉えることが必要でした。お三方と自分とこのプロセスに感謝しています。 そして、これからもよろしくお願いいたします。

匿名さん

初めてのゲシュタルト療法体験-身体のメッセージに気づく

2日間、ありがとうございました。お二人の在り方がとても自然体で、緊張のない空気感だと感じました。

津田さんの生の講義を受けられてとても嬉しかったのと、飲み会での何気ないポリヴェーガル理論のお話もとても学びになりました。津田さんの論理的な講義の展開と、その中に存在する人を見る深くあたたかい目がなんとも言えない素晴らしさだと感じました。私も津田さんのような深い理論展開と目で「学び」「勉強」をしていこうと思いました。

ももちゃんとのワークは初めてのゲシュタルト療法のワーク体験でした。人前で行うワークに緊張していましたが、自分の内的な課題というか、身体からのメッセージに気づける良い時間でした。改めて、ありがとうございました。自分の緊張の根源がわかったので身体に聞きながら、意味生成を続けていきたいと思います。

実礼さん、飲み会にてワークを受ける背中を押していただいてありがとうございました!

匿名さん

自分を知り、対処する力を養う

印象に残っているのは、交感神経のブレンドと”オポッサムる”です。

自分の状態がどこが優位になってるかを1歩引いて俯瞰して見られることで、対処、対応出来ることが増えると思いました。例えば自分が交感神経優位で怒って興奮してるなと感じたら水を飲んで落ち着く等。簡単なことでも自分を観察して状態を知るだけでも少し落ち着けるように思うので、それに対応、対処出来ることもやれたらなと思いました。そして、クライアントさんの状態もよく観察して対応できたらいいなと思いました。

津田さんの解説では例えて話をしてくれたことでより身近に、分かりやすく理解できたと思います。 また、2日目セッション後にももちゃんがクライアントに説明を求めたあのやり取りは印象的で、あれがあってクライアントさんの気づきが更に深まったんじゃないかなと感じました。とても有意義な時間でした。また参加したいなと思いました。