2025年5月31日~6月1日に開催しました、フォーカシング・池見陽氏とゲシュタルト療法・百武正嗣氏(ももちゃん)のコラボワークショップに参加された方の声を紹介します。
開催報告はブログ「自分を生きるレッスン」をご覧ください。

思考だけに絡め取られないように、バランスを保つ。
ももちゃんの言葉「人間は物事を2つに分けて見ようとする」ほんとそうだよなと思いました。わざわざ極を作らずに「どっちもあるな」とニュートラルに眺める目線を持とうとあらためて感じました。
池見先生の「or」の話、すごく勉強になりました。(※)
言葉にまだなってない「感じ」や「身体の反応」を自分自身にも、そしてクライアントにも大切にしたい。
めちゃくちゃ楽しく、そして良い体験になりました。突き動かされたものがありました。ありがとうございました。来年も楽しみです!

初めてのフォーカシング
「今を見る」現実世界に目を向けたら、思考が頭でっかちなことに気づきました。しかし、自分で現実世界を見るのは、きっかけがなくて難しいと感じました。
初めてフォーカシングの説明を聞き、そしてワークショップを拝見しましたが、あまり自分には入ってきませんでした。その後のみなさんの分析的コメントを聞いて、「そんなに詳細に見ているのか」と驚きました。
ゲシュタルト療法は、何回か受けているからか、自分ごととして入ってきました。ありがとうございました!楽しかったです!

フォーカシングの体験過程様式の学び
『普段から人はフェルトミーニングで会話している。背景が異なれば、通じない。言葉になっていない体験・感じていることがフェルトセンス。それを言葉にする。そこに新しい意味・感じが生じる。』を学び、体験⇒表現⇒理解のサイクルで気づきが深まっていくことをセッションで目の当たりにしました。
まだまだ理解が及んでいない感じですので、すぐ活かせるとは思いませんが、自分自身や身近な人の迷いを聴くときに、意識してみようと思います。
ミレイさん、お誘いいただきありがとうございました。おかげさまで、また知らない世界に触れることができました。ゲシュタルト療法は難しくて、正直わかりませんでしたが、フェルトセンスは最近実際に感じたこともあり、どちらも少しずつ触れていきたいと思いました。

真ん中にいる感覚
今回の新たな学びは、『気づいておく。あるんだ、ということに意識を向けておく。』です。
どんな私も、私。自分の中で対立させず、敵を作らず、でいることを持っていると、周りの人をジャッジすることが減りそうです。 やたら元気で明るいが、少し落ち着いた感じがしていて、その都度その都度選択するのは私なんだ、で行動すると、影響受け過ぎのアップダウンが少なくなりそうな気がします。
みれいちゃん、主催ありがとうございます!!誰から学ぶかの重要性をひしひしと感じる私にとってゲシュタルト療法の第一人者ももちゃんとフォーカシングの第一人者池見さんのコラボで学べる機会は本当に貴重です。お二人のあり方、コラボだからこそのゲシュタルト療法とフォーカシングとの共通点やそれぞれの特性のようなものを体験・実感しています。
池見さんに質問に答えてもらえて、まず、私自身に反応が起きていることに気づくことが私にとっての出発点だということに気づきました。そして、入り混じっている、の言葉にワーク中にファシリテーターにも色々なことが起きていることが実感でき、自分に起きていることに気づきながら、相手とともにいることを大切にしていくんだ、と見えてきました。
ももちゃん!今回は飲み会であまり話せなくて残念でした。職場でイヤだな、と感じる仕事があったり、人はいたりします。そして、生徒が好きだし、授業をどうしようと工夫することや実際に授業をすることが面白いです。今回の最後のワークで、真ん中にいる感覚が、おぼろげながら感じられたので、その感覚を大切にしながら、学校で働いていきます。あ、普段の生活も。私みたいな人が学校現場にいるのもいいよね、という感覚を持ちつつ働いています。

リラックスして学べる場
アニクロセッションでの体感が印象に残っています。今回お話のわかりやすさもあり、フェルトセンスについて理解が深まってスッキリしました。また、話が展開している時にあえて身体の動きなどを拾いに行かない、ということは留めておきたいポイントでした。
ゲシュタルト療法はももちゃんのセッションを実際に見て、その在り方(語彙力が乏しく言語化が難しいのですが)に我が身を振り返りました。エンプティチェアは椅子でしかやったことがなかったですが、座布団のほうがフレキシブルで、良いことが沢山ありそうですね!
貴重な機会をありがとうございました。このようなワークショップへの参加自体が久々でしたが、心身とも無理なくリラックスして学べる環境をお三方が創り出してくださったことへ感謝します。

再生
からだの表現は心を映していること、言葉の微細な言い回しにも心の状態が表れていることを、自分が受けたワークも含めて体感したことは、大きな学びと体験でした。
ゲシュタルト療法にとても興味がわき、もっと深く知りたい、体験したい、学びたいと思っています。
35年ぶりに日本に帰国後、間がない時期ということもあり参加を迷っていたけれど、実礼さんに相談して結果的に参加して本当に良かったと感じています。日本での新たな生き方のスタートにもなり、ももちゃんのワークで憑き物が落ちて再生した気持ちです。

カラダの声と心の声
心とカラダの声を正直に表せる和やかで温かい空間でした。カラダを洞察し、カラダの声を理解することで起きる自我の解放を体感できたことが印象的でした。
多様な支援アプローチとのコラボを業務でも実現させ、クライエントのために共創していきたいと思います。
コラボワークは、カラダの声に耳を澄ましながら、内省と意思の表明を援助された貴重な体験でした。温かで格別な空間と時間の流れが素敵でした。
※“or”については池見陽さんのご著書「カウンセリング再発見 それはフェルトセンスから始まった」にも書かれていますので、興味を持たれた方は読んでみてください。


